高解像度の写真を使う時に便利な機能
機会学習を使ってディテールを解析してくれる機能
Camera Rawでは、機械学習アルゴリズムを使って細かい箇所のディテールの調整、斑点(はんてん)の除去、モアレを軽減してくれる「ディテールの強化」機能が使えます。
大きなサイズの印刷物や高解像度のWebデータ、トリミングを行う成果物には、シャープ機能やノイズ処理を行なう前にこの機能を活用しましょう。
RAW 画像のディテールの強化
使い方は、左のパネルから写真を右クリックしてください。
メニューの中に「ディテールの強化」がありますので選択するとウィンドウが表示されます。
今回は分かりやすく広角レンズで撮影した都会の夜景データを例にしてみます。
この写真にディテールの強化を行なうとどのようにアルゴリズムが解析するのか比較してみましょう。
ピクセル単位でゴツゴツ表示されていた箇所が解析後はきれいな階調になっています。さすがアルゴリズムと感心できる素晴らしい機能ではあるものの、データ量が膨大で解析中は負荷がかかりPCがカクカクして作業になりません。必要な時に利用してみましょう。