黒レベルとシャドウ、白レベルとハイライトの違いを視覚的に理解しよう
★★ 数値を入力せずドラッグして感覚的に調整ができる。
Camera Raw の右サイドバー上部には、写真の階調を表示するヒストグラムのパネルがあります。このパネル部分にマウスのカーソルを当てると、下記画像のように5つのエリアが表示さます。
・最も左側が「黒レベル」
・中央から左側が「シャドウ」
・中央付近を「露光量」
・中央から右側が「ハイライト」
・最も右側が「白レベル」
これらは何を意味しているのかというと基本補正の各呼び名がどのエリアの明るさなのか見た目でわかりやすくなってます。
たとえば、「黒レベル」と「シャドウ」という言葉は、どちらも暗いのはわかりますが、どちらの方が暗いのか呼び名だけではわかりません。黒と白のレベルは、左右最も高い数値。シャドウとハイライトのカタカナは中間と覚えておくとクリッピング警告(白飛び・黒潰れ)の修正時に役立ちます。
ヒストグラム上のエリアをマウスでドラッグして調整ができる
ヒストグラムを見ながら、左右に動かすことで各設定値の明るさを調整することができます。
数値やスライダーを移動するよりも感覚的に操作することができるので、まずはドラッグして慣れてみましょう。